前回までのお話のつづきになります。
貯金を増やすためには収入を増やしていくか家計の見直しが必要となります。
家計を見直し…そうはいっても何から始める?
買い物でお買い得品をはしごして巡る努力も素敵ですが
毎月固定で支払っている項目に目をつけて見直しすると1回頑張るだけで
毎月効果が続きます。
- 家計簿で分けるべき3つの項目を紹介
- 固定費の見直しポイントを解説
この記事では支出のシュミレーションを見ながらどんな改善ができるのか
知ることができます。
この記事を執筆者
・ティー@6歳と2歳双子を育てる兼業主婦
・家計に本気で向き合ったことで
毎年200万円以上貯金達成
1.家計を把握する、2.家計の動きを管理する、という事を前回までに書いてきました。
今回は家計を見直ししたいあなたと一緒に固定費を中心に見直しについて
考えていきたいと思います。
資産形成の6ステップのおさらい
[ptimeline color=”pink”] [ti label=”STEP1″ title=”毎月の家計を把握する”]まずは家計の洗い出しから始めます[/ti] [ti label=”STEP2″ title=”家計を管理する”]ある程度把握出来たら毎月どんな項目にお金をかけているのか動きを把握する[/ti] [ti label=”STEP3″ title=”固定費、変動費を見直す”]毎月の固定費を見直すと節約の効果抜群♡なのでそこを攻めます![/ti] [ti label=”STEP4″ title=”貯蓄を増やす”]不用品をフリマサイトで出品、ふるさと納税、ポイントサイトを始めるなど[/ti] [ti label=”STEP5″ title=”貯金と投資の検討を始める”]貯金や貯蓄型保険、積立NISA,iDeCo(個人型確定拠出年金)を検討する[/ti] [ti label=”STEP6″ title=”資産運用を始める”]我が家が行っている資産運用は貯蓄型保険と学資保険と積立NISAです[/ti] [/ptimeline]
今回はステップ3『固定費・変動費・変動費を見直す』編行ってみましょう♪
家計簿の固定費・変動費・特別費ってどんな項目がある?
なになに?固定費・変動費・特別費って言ってるけど
どう違うの?もうちょっと詳しく聞かせて
家計簿では固定費・変動費・特別費という大きい項目があるので説明していきますね。
固定費とは毎月・毎年などのサイクルで家計から支払うお金
毎月、毎年のサイクルで一定の金額で支出する項目を『固定費』としてあげています。
我が家の固定費はこちらになります。
項目 | 内容 |
---|---|
住居費 | 住宅ローン、家賃など |
保険費 | 医療保険、生命保険、収入保険など |
通信費 | インターネット料金、携帯料金など |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代など |
子ども費 | 保育園料金、習い事など |
大人費 | 毎月のお小遣いなど |
変動費とは毎月の金額が変動しやすいお金
通称『やりくり費』とも言います。毎月の努力で食費を節約したりなど流動的な動きをするもの『変動費』としてあげています。
我が家は予算をたてて毎月一定額の中でやりくりしていくことを目指しています。
我が家の変動費項目の一部をご紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
食費 | 食材購入費 |
日用品 | 主にドラックストアで買うもの |
交通費 | ガソリン代など |
医療費 | 通院費用、入院費用、予防接種など |
美容費 | 美容院代がメイン |
交際費 | 父の日母の日、誕生日、お歳暮など |
雑費 | どこにも当てはまらないものなど |
特別費とは月の予算外のイベント費
毎月ではないんだけど定期的に出費されていくものとか、
臨時的に必要になってくるお金のことを『特別費』としています。
年間を通して予算計画立てるのがおすすめです。
項目 | 内容 |
---|---|
冠婚葬祭費 | 文字通りですが臨時的に必要になるお金 |
車検代 | 2年に1回は必要なので1年ずつ積み立て |
子どもの被服費 | 段階的にいるので毎年別枠で予算取り |
帰省費 | 地方出身なので帰省する際に発生するお金 |
イベント費 | GW,お盆、クリスマスなどで使うお金 |
ふるさと納税費 | 毎年ふるさと納税するので別枠で予算取り |
美容院代 | 美容院行くと結構な出費になるのでこれも別枠で予算取り |
こう見ると
え?美容院代まで入れているの?子どもの被服費も?
となると思いますが
これも自由です。
我が家は毎年予算で別枠にしておくことにメリットを感じています。
では、固定費、変動費、特別費のイメージがついたところで家計をスリム化する為
どこから手を付けたらいいか見ていきましょう。
見直しに着目するのは固定費から
節約というとどうしても毎日のお金の出入りがある食費や日用品、お小遣いに着目しがちですが、努力しても限界があるし、我慢をして逆にストレスを生んだりするよりも固定費の支出を最小限にしてから変動費の見直し移ってもいいと思います。
そして固定費を見直すことにより1回見直しちゃえば毎月頑張らなくても自然と支出を減らせているのは大きい効果だと思います。
もう一度、固定費の項目を見てみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
住居費 | 住宅ローン、家賃など |
保険費 | 医療保険、生命保険、収入保険など |
通信費 | インターネット料金、携帯料金など |
水道光熱費 | 水道代、電気代、ガス代など |
子ども費 | 保育園料金、習い事など |
大人費 | 毎月のお小遣いなど |
では一緒に見直しできるのか考えてみましょう。
住居費用の見直しを考えてみる
家計の中でドーンと鎮座している『住居費用』
住居費にかかる費用は一般的に手取り収入の3割が目安になっています。
例を出してみます。
▶間取り:2LDK/3DK/3K
▶住居費用:家賃 100,000円
駐車場2台 12,000円
その他諸費用 1,500円
————————————
全体で113,500円
▶住居費の占める割合:34.3%(以下省略)
これだと毎月4881円オーバーしています。
年間に換算すると、58,566円
目標の3割に対して多めに支払っているので少し改善が必要
▶借入総額:3,000万円
▶借り入れの金利:1.5%
▶返済期間:35年間
▶毎月の支払い:91,855円(ボーナス払いなし)▶毎年支払額:1,102,260円
▶住居費の占める割合:27.8%(以下省略)
返済総額は38,579,007円 →3860万
返済総額から借入総額を引いてみると、
38,579,007-30,000,000=利息が8,579,007円
利息だけで約876万円
割合は目標に収まってますが利息は、
毎月の固定費から少しずつ支払っててなかなか実感沸きにくいですね
876万も支払い利息があるだなんて悲しみ~
賃貸暮らしの方はまずは家賃がこの目安と比較して水準を上回る場合は、更新のタイミングなどでエリアを見直して引っ越すか、別の支出のところをもう少しブラッシュアップしていきます。
住宅ローンはローン期間が10年以上残っている場合は、借りた当時のまま35年間
同じ金利のまま払い続けるより『ローンの借り換え』を考えていくといいと思います。
定期的に見積もりをしてもらって
現在の返済総額vs手数料+諸費用+新しい返済総額
これが単純に減らせるのであればメリットを感じます。
ただし健康上の理由などで団体信用生命保険に加入ができない場合は借り換えが難しいので注意。
我が家も先日借り換えのシュミレーション出してもらったけど
✔諸費用が思ったよりかかる
✔専用のカード作ってね
とか色々制約が発生したので今回は見送りしました。
保険の費用の見直しを考えてみる
皆さん自分がどんな種類のどんな保障の保険に加入しているかすぐ言える人いますか?
保険と言えば、医療保険、生命保険、貯蓄型保険、学資保険、火災保険、自動車保険など多岐にわたり魅力的な商品も多い為、保険貧乏さんになっていませんか?
そもそもの立ち返りとして
日本は保険に関して言えば恵まれていて『国民皆保険制度』なので皆で健康保険料を毎月支払って、医療費の一部負担して支えあっています。
ひと月に高額な医療費が発生した場合も制度が充実していて、『高額療養費制度』というものが設けてあるのでだいたい月額8万円程度で収まるようになっています。
詳しくはこちらでも解説してますので読んでもらえるといいと思います。
https://www.alittlelifetrip.com/?p=385この日本の恵まれた環境を踏まえつつ、本当に必要な保険だけ加入するのが固定費削減のコツになります。
極論で言ってしまうと医療保険は貯金が充分にあれば基本は必要はないと思います。
ただし、子育て世代に対しては生命保険などでもしもの備えを厚くしたり
自分のライフイベント(就職、結婚、出産、住宅建築、など)ごとに必要な保険も少しずつ変化してくるので定期的な保険の見直しがおすすめです。
私も独身から結婚、結婚から出産のタイミングで保険の見直しを行ってきました。
1人でやみくもに考えるよりもFPさんと一緒に考えるのもおすすめです。
FP相談ならマネードクターがおすすめ
マネードクター通称マネドクなら相談が何度でも納得がいくまで無料でできます。
- こんなご時世だからオンサインFP相談が選べる
- 取り扱い保険会社が豊富
→21社もある(2020年4月現在)ので今の保険内容と比較ができちゃいます - 住宅ローンや固定費見直しなどの家計相談にも応じてくれる
\オンラインでFP相談できる時代が来るなんて素敵/
通信費の見直しを考えてみる
通信費とはインターネット代や携帯代、NHK受信料、サブスクなど指します。
サブスプリクションの見直し
サブスプリクションとは?
商品ごとに購入金額を支払うのではなく一定期間の利用権として料金を支払う方式
ウィキペディアより
通称サブスクに対してはhulu、アマゾンプライム、U-NEXT、
NHKのBSなどいろんな種類がありますが、複数登録してるなら厳選してお気に入り1つに絞るなどして見直すことがおすすめになります。
携帯料金を見直す
次に携帯代についてふれたいと思います。
我が家は以前大手キャリアの携帯会社を利用していました。
我が家の乗り換え前後の効果をご紹介
その時の月々の支払いはこちらに書き出してみました。
夫携帯:7,000円
妻携帯:7,500円
この費用をどうしても減らしたくていわゆる格安スマホの検討を始めました。
格安スマホ系の会社は速度とか遅そうで気になる
分かります分かります!使いたいときにぐるぐるマークが出て固まるとイラっとしちゃいますよね!!
私はよくネットで速度比較してくれている人のブログを見に行っていました。
\検索すると参考になるサイトたくさんあります/
使ってみたいけど、ショップとか充実してるんだっけ?
今は大手モール系スーパーや、家電量販店で気軽に変えることができます。
我が家も家電量販店で乗り換えちゃいました。
乗り換えるなら今は『楽天モバイル』がおすすめ!
\サブ機として準備して子ども用にも使えますね/
楽天アンリミテッドのプラン料金1年間無料のキャンペーンがアツイです。
もし楽天回線エリアでなくてもパートナーエリアでデータ容量5GB/月まであるので充分お得に乗り換えができると思います。
ただし楽天回線でないといけないので対応端末を購入するか
自分が持っているスマホが対応しているかどうか確認してみましょう!!
- 大手キャリア
時代au利用時代学生の頃からauを利用していて長年の愛用者でした
利用料金の高さに疑いの目もなかった時代
夫も家族割目的でauを利用。月々の料金は
夫:7,000円
妻:7,500円年支払額:174,000円
- 2018年当時速度、金額ともにバランスが良かった『UQモバイル』へ乗り換え
長年利用してきたauからUQモバイルへ乗り換えをすることにしました。
初めてのことにドキドキしましたが無事成功。月々の料金は
夫:1,980円(1年間)
妻:1,480円(1年間)年支払額:41,520円
- 2020年
現在楽天経済圏で暮らす為に満期で『楽天モバイル』へ乗り換え現在UQモバイルで満期を迎えたため楽天モバイルへ乗り換え
月々の料金は
夫:980円(1年間)
妻:980円(1年間)年支払額:23,520円
そして、基本生活費をクレジットカードで支払った
楽天ポイントで支払いができているので\実質ゼロ/
利用料金のまとめ
キャリア | 年換算料金(世帯) | 乗り換え効果 |
---|---|---|
au | 174,000円 | |
UQモバイル | 41,520円 | ▲132,480円 |
楽天モバイル | 23520円(実質ゼロ) | ▲18,000円(実質▲41,520円) |
どうでしょうか。年間10万円以上効果が
出ます!
乗り換え価値あるのではないでしょうか。
インターネット料金を見直す
今の時代切っても切り離せない固定費となってしまいました。同じように使うなら少しでも安く抑えたいところですよね。
我が家のとった作戦は今よりも料金が安いところへキャッシュバックキャンペーンに乗っかることでした。
我が家の乗り換え前後の効果をご紹介
乗り換え前:毎月6,000円
この料金の削減に挑みました。
我が家が今回利用したのはNURO光です。ちょうど私の時にはプラスでキャンペーンがやっていて1年間月額利用料金が980円だったのです♡
\北海道、関東、東海、関西、九州の方/
世界最速インターネット光NURO\料金案内もこちらから確認できます/
利用料金のまとめ
キャリア | 年換算料金 | 乗り換え効果 |
---|---|---|
So-net光コラボレーション(旧) | 72,000円 | |
NURO光 | 11,760円 | ▲60,240円 |
使い心地は落とさずに、年間60,240円削減できています🙌
1年間はこのまま利用していってその後、月々の料金が安くて
気になってるのがSo-net光プラスです。
2年間という制約がありますがマンションの場合1,980円、戸建ての場合2,980円を工事費込みで利用できるので価値ありだと思います。
/
特典は予告なく終了や変更になってる可能性あります
\
その時までこの料金設定が続いているか分かりませんが要チェックしています。
水道光熱費の見直しを考えてみる
皆さん毎月の光熱費把握していますか?だいたい年間を通して冬の方が暖房器具やお風呂を沸かす機会が増えて費用がかさむと思います。
電力自由化のおかげで2016年4月から自分で電力会社が選べるようになりました。
電力会社のシュミレーションができる比較サイトが便利なので1度試してみるのがおすすめになります。
我が家は、オール電化&太陽光発電有りなので乗り換えメリットが大きく見いだせず
今回は見送りしています。
子ども費の見直しを考えてみる
我が家は5歳の子どもを育てています。
可愛い我が子に好きなだけ好きな科目の習い事させてあげたいところですが、
今はどんなことに興味が湧いているのか探っています。
そんな中で現在は専用で個々に習うのではなく総合的な学習に切り替えました。
我が家の習い事遍歴ご紹介
[ptimeline color=”pink”]
[ti label=”1歳” title=”こどもちゃれんじベビーに出会い入会”]
長女に知育のおもちゃを使ってもらいたくて始めます
月当たりの料金(一括払い):2,011円
年間(7回分):14,077円
[/ti]
[ti label=”3歳” title=”こどもちゃれんじを退会し、課外教室として保育園にECCがあった為入会”]
きっかけは体験教室から。英語には興味があったものの本人がやりたいと希望したためまずは1年間入会することに
両方続けなかったのはこどもちゃれんじに少々飽きを感じていました
月々の料金は
ECC:6,600円
年換算額:79,200円
[/ti]
[ti label=”4歳” title=”『字が書けるようになりたい』と要望が出たため
こどもちゃれんじを再開する”]
女子あるあるなのかもしれませんが、お手紙ブームが我が家にも到来しまして、なぞって覚えるものと紙ベースのワークがあったのでこどもちゃれんじに再度申し込みしました
月々の料金は
ECC:6,600円
こどもちゃれんじすてっぷ:1,980円
年換算額:79,200円+23,760円=102,960円
この時期は2つの習い事をすることになります。
ECCではこの年齢から毎週宿題ワークがあり、こどもちゃれんじでも毎月ワークがあり、親も忙しかったです
[/ti]
[ti label=”5歳” title=”こどもちゃれんじ退会、ECCを退会し、スマイルゼミへ”]
今年、こどもちゃれんじも一区切りついたので退会し、
タブレット学習へ移行することにしました。その時にECCも卒業して、スマイルゼミで触りを学んでいます
月々の料金は
スマイルゼミ:2,980円
年換算額:37,760円
[/ti]
[/ptimeline]
当時初めての子どもでおもちゃが全くなかったこと。
どうせ必要なら知育のおもちゃの方が使い勝手はいいのではないかと考え入会しました。
1歳の時のレビューを過去記事で書いていますのでよかったら見てみてください。
https://www.alittlelifetrip.com/?p=3721/
今なら資料請求するとファミリアコラボのフード付きベビータオル(数量限定)が貰えます♡
\
月謝まとめ
種類 | 年換算金額 | 整理効果 |
---|---|---|
こどもちゃれんじベビー | 14,077円 | |
ECC | 79,200円 | +65,123円 |
ECC+こどもちゃれんじすてっぷ | 102,960円 | +23,760円 |
スマイルゼミ | 37,760円 | ▲65,200円 |
直近のところでは65,200円削減できたから嬉しい♪
✔子どもの気持ちにも寄り添う事
✔節約に気を取られて子どものやる気をなくしてしまうのはNG
✔本人の意思に耳を傾けつつ調整してくことも大切
✔子どもの意欲に合わせてあげることも大切!!
\とにかく子どもファーストで行きましょう/
おとな費の見直しを考えてみる
我が家の場合はおとな費は夫婦のお小遣いと昼食代になります。
✔お小遣いに昼食代も含めているので基本的には見直ししない
ここを削ると心が満たされずモチベーション低下
に繋がるので今回は見送りました。
一応検討として挙げたものを書いていきますね。
検討したこと
今はブログ発信やSNSに注力したい
そう大して検討していませんが、自分には甘い私です。
それが今回の見直しで分かりました。今後の課題になりそうです……
お金の知識がほしいならこの本がおすすめ!
\YouTubeではチャンネル登録数38万人越え/
お金の実践的なバイブル本はこちらがおすすめです。
活字が苦手でもイラスト満載で抵抗なし!!で読みやすいです。
まとめ
今回の固定費、変動費見直し編ざざざーっと来ましたが役立てたでしょうか?
具体的な見直し例をたくさん載せてみましたが、全部を一度にやる必要はありません。
コツコツと順番に見直すことで支出が少しずつ小さくなっていくと思います。
支出を小さくして資産を増やすスピードを上げていきましょう♪
最後までご覧いただきありがとうございます。
ではこの辺で♡またの機会にお会いしましょう。